>observer_はポーランドのゲームメーカーBlooberTeamが作ったサイバーパンクホラーアドベンチャー。
「サイバーパンクホラーアドベンチャー」ってみっちみちにうちにとっての好きしか入ってない言葉じゃん…!と思って去年日本語版発売直後に買ったもののあまりの画面エフェクトの激しさにいったん積んで年末頃にやっとクリア。
クリアしてみたらしみじみと良さがあるゲームだったので少しずつこういう話だったよという記録をまとめていこうかと。
こんな感じのあらすじ紹介からゲームは始まる
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— PS_pic (@gl_PSpic) 2019年4月2日
「ナノファージ」ってのは、
この時代ではちょっとしたサイボーグ化みたいな人体拡張の手術をかなりの割合の人が受けてて、その機器を通して感染しちゃう人類に有害なネットウイルスの流行みたいなことらしい。
疫病の流行。戦争。その末に出来上がった支配的な監視社会。
正にディストピアな荒廃しきった未来。
主人公はその世界の中で生きてる秘密警察(オブザーバー)のダニエル・ラザルスキ。
オブザーバーは元々監視者とか立会人って意味のある言葉らしく、この世界での秘密警察はそう呼称されている。
「ドリームイーター」という神経ハッキング機器を体に内蔵していて、操作対象が通常の尋問でも口を割らない場合その機器で対象をハックして直接精神世界を覗いて捜査することができる。
そんな感じなので世間からはかなり忌み嫌われてる存在らしい。
昔は妻子がいたけど、妻が病死してから息子との関係が微妙になり息子が成人して家を出ていってからは音信不通状態。
主人公画像↓
この画像で「あーっ!」ってなる人がそんなにいるのかわからないけど「ブレードランナー」に出てくるレプリカント(人造人間)のリーダー・ロイ役のルトガー・ハウアーが本作の主人公を演じてます。(↑の動画の声ももちろんルトガー・ハウアー)
ロイは画面上でやってることは虐殺と破壊なのに、どうしようもない寂しさ・悲しさを全身から滲ませてる良いキャラだったよね。
今回の主人公もある意味寂しい状況ではある。
(※渋い&豪華な人選だけど、ゲーム中はほぼ一人称視点で進むからあんまり自分の顔は見えない)
自分の車の中で、本部からの連絡で起こされるとこから始まる。
主人公ダニエルも、ドリームイーター内蔵のため人体拡張を受けておりその代償として一日に数回特定の薬品を投与しないと生命が維持できない。
言われるままに薬を投与して業務について話し合ってたところ、突然通信がジャックされ「父さん…」と呼び掛ける声が。
その声の主は長年生きているかさえわからなかった息子。
息子はなにか危機的な状況に陥っていて最期だけでもと父親に連絡をとっている様な口振り。詳細はわからないまま、すぐ電波は不通になってしまう。
主人公は警察の逆探知システムを使って、電波の発信源をつきとめる。
発信源は、階級の低い市民専用のスラム化したアパート。こんなところに息子が…?と疑念を抱きつつそのアパートへ向かう。
つづく!