~前回までの流れ~
長年連絡をとっていなかった息子の消息を追って訪れたアパートで首無し死体を見つけてしまった主人公。
手がかりはイニシャルHN。
一人目のHNは106号室のハンナ・ネイダー。
インターホン越しに最近誰かと連絡を取ったかと聞いてみるけど、ロックダウン中だからか強く警戒される。
この人の妻は数年前に発生したナノファージの時にクリーナーに強制連行され戻ってこなかったらしい。
ハンナ自身も感染の恐れがある機器を無理矢理取り外され片腕を失ったり顔面に傷が残ってる状態。そんな過去があるので体制側の手先であるオブザーバーの主人公とはできるだけ会話したくない様子。
最初、妻?って誤訳?と思ってしまったんだけど、この喋ってるハンナも字幕と声を聞く限り(名前も)女なので特に説明はないけど同性婚してたってことだと思われる。しんどい世界観描写の中ではあるけど、なんの説明も前置きもない同性婚描写イイネ!と思いました。
(脱線なんだけど、この世界の身分証明書の性別欄も「男・女」じゃなくて「A-1」とか謎の記号表記。これも特に作中では深い説明ないんだけど気になりどころ)
とりあえず一人目のHNハンナ・ネイダーは死体の件とは関係なさそうなので次を当たることに。
もう一人のHNは104号室のヘレナ・ノヴァック。
周辺住民への聞き込みによると、104号室にはヘレナ・ノヴァックとその夫が住んでいるらしい。夫はジャンキーの前科者なのでそのぶんヘレナがカイロン(※この未来世界を牛耳ってる大企業。息子アダムも働いてた)でパートをして生活を支えていた様子。
そして今日はその部屋でなにか争いがあったらしい。獣?がうなっている様な声を聞いた人も。
大体みんなオブザーバーとの会話は嫌がるんだけど↑の人はとても捜査に協力的かつ紳士的で「お上に任せていればたいていの問題は迅速に解決される、だからオブザーバーには進んで協力する」というタイプだったのに、ヘレナ・ノヴァックには偏執的な興味を抱いていた様子で人が変わったようになる。
ただのモブなんだけど、既存の体制におもねるタイプの人がこういう女性蔑視的なことを言うってのすごいちゃんとキャラとして繋がってるなと思った。
そんなこんなで104号室に到着すると玄関に血溜まりが。。。
おそるおそる中に入ってみると
ヘレナの社員証発見。確かにカイロンで働いてたみたい。
アイテムを調べたとこで、更に部屋の中に進むと…
あ…!!!
つづく!