前回までのざっくりあらすじ。
長年消息不明だった息子から突然の連絡。
その痕跡を辿っている最中に血だらけの男を発見する。
男は、息子と連絡をとっていたイニシャルHN=ヘレナ・ノヴァックの夫アミル・ノヴァック。
血だらけの重症で喋ることもできない状態なので、オブザーバー特殊能力マインドジャックで相手の精神世界に突入!
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アミルの精神世界では、アパートに似た空間やアミルが収監されていた刑務所の様な空間などが入り乱れて存在しており、刑務所での荒んだ時間・ドラッグ中毒の苦しみ・運び屋としての日常・ある晩のディスコでのヘレナとの出会い、そして暮らし等を追体験していく。
二人はアパートの中庭にあるタトゥーショップで、そこの店主を証人にして結婚をしたらしい。
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ヘレナとアミルの結婚式の記憶に、主人公ダニエルとその妻の結婚式の記憶がオーバーラップする。
マインドジャックは、細心の注意を払わないと対象の精神と自分の精神が混じりあってしまう危険性の高い捜査方法らしい。
突然襲いかかってきた獣の様な姿の男。すんでのところでヘレナを逃したこと。
その記憶をみたところでアミルの精神との接続が切れた。アミルはマインドジャック中にすでに死亡していた。
二人の部屋を探索するとタトゥーショップの店主と三人で撮った写真も出てきた。ヘレナはどうやら咄嗟にタトゥーショップに助けを求めて駆け込んだ様子。
ヘレナを追ってタトゥーショップに行ってみることに。
つづく!
おまけ?
アパートの各部屋に尋問をしていくと、本ストーリーには深い関わりがないサブエピソードの様なものが見られることがある。
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ある部屋で不思議な女の子?とインターホン越しに出会う。
※KPDはKraków Police Department(ポーランドの都市クラクフの警察)の略。
ポーリーナがつぶやいている数字がパスコードになっているので奥の部屋を開けてみると、謎の機械に繋がれた女の人がいた。
どうやらこの人がポーリーナのイマジナリーフレンド「ピエタ」らしい。
話しかけても反応がないので、マインドジャックで対象の精神を覗きこむことにする。
そこは子供の鼻歌が聞こえてきたかと思いきや叫び声とノイズが鳴り響き、それが終わるとまた子供の鼻歌が繰り返される、という異様な空間だった。
ピエタはなにかの闇取引で使う目的で、もう回復の見込みがなく重篤な自閉症で意識があるかどうかもわからないポーリーナを業者から買い取った。
そして機械を使って(体を乗っ取る目的で?)ポーリーナの精神に入ろうとしたところ、そのピエタの干渉によってポーリーナは会話能力をピエタの精神から学びとり、会話をすることができる様になったらしい。
ピエタはそのポーリーナの驚異的な反応に感動して、常時ポーリーナの精神と(イマジナリーフレンドとして)繋がっていることを望み精神接続の機械を使用した状態のままでいる。
このままだとピエタの身体への負荷が続き、取り返しがつかなくなってしまうことを主人公は伝えたけどピエタは「今のままでいい」と主人公を精神世界から追い出してしまう。
主人公が現実世界に戻ってくるとポーリーナのいた部屋のロックが解除されており、そこには子供が描いたような落書きだけが残されていて誰も人はいなかった。謎。
ピエタの精神世界のワンシーン。
どこかの病院の通路の様な場所で、患者はもう助かる見込みがないと宣言される会話が聞こえてくる。流れで考えればポーリーナが入院していた病院の記憶の様にも思えるけど、これはまた主人公自身の記憶が混線して現れた映像なのかもしれない。