Life Impressions

日々遊んでるゲームの感想をちゃんとアーカイブ化したかったのでブログやってみます。ゲーム以外の感想も書くかも。

カラスになって砂漠を飛ぶ「Vane」感想 後編

PS4 ゲーム Vane

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PS4ゲームVane感想の続き。いつも通りネタバレ全開。

前編↓

https://gl-game.hatenablog.com/entry/2019/08/18/171136

 

前回までの流れ。

なんか飛んでたら仕掛けっぽいものがあったので作動させて、作動させたらキラキラななにかが出てきたのでそれに近寄ったら人間の姿に変身。人間の姿じゃないと入れないところに入っていってみました。というところ。

 

檻だらけの寂しい空間に迷い混んで少しずつ閉じ込められてる仲間(？)を解放していく。

そんなことをしてるうちに、キラキラが固まった珠の様なものが解放される。

 

それを大玉転がしの要領で解放した仲間たちと転がしていくと、またも見張っていたカラス人間に扉の直前で「おまえの席ねえから！」されてしまう…

 

ここまでのところ仕掛けっぽいものはとりあえず作動させてみよう、檻に閉じ込められた鳥はなんとなく出してあげたい、キラキラのものはきっと大切だろう、玉は転がしてみよう、という感じで直感的に進めてきてる。

 

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鳥の姿に戻されて閉め出されたので仕方なく嵐吹きすさぶ中、周囲を探索。そしたらなんか光ってるところがあったので行ってみると…

さっきのとはまた別のキラキラの珠をあの塔まで転がしていくことに。

 

一見、道が無い様に思えるところもこのキラキラの珠を転がしていくと新しく道が形成されていくのでその不思議な力を使いつつ、再度塔に到着。

 

塔の中でキラキラの珠はカラス人間たちに奪われてしまう。それともカラス人間のために自分達はこの珠を苦労してここまで運んできたのか？？

吸い込まれていったキラキラが一滴だけ落ちた跡を調べてみると、なんとあのカラス人間たちの仮面？的なアイテムになった…

この仮面を通して声を出すと、キラキラの力が生きているのか、道のないところに道を作ることができる様になる。

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進んでいく中で、知らないうちにその仮面？をもう手に持つだけではなく使いやすい様に装着する主人公。

 

そして…

遂に主人公はあのカラス人間と同じ姿に…声もそっくり。
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道なりに進んでいくと、塔の最上部でカラス人間たちがあのキラキラの周りに並んでなにかをしている…。
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順番に一人ずつキラキラの下に進んでいって珠に吸い込まれていくカラス人間たち。
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他にどうしようもなく、自分も同じように珠の下に行ってみると…

嵐の中に消える塔。これで終わり。気づくと最初と同じシーンで、また砂漠をカラスの姿で飛んでいる。

 

ちなみに最後のシーンで違う行動をとるとエンディングが変わる。

 

塔が崩れるのは同じだけど、暗転後、気づくと今までには見たことも無い様な青空の中で飛んでいる主人公。

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カラス人間とキラキラ物質が形作るループのルールから抜け出せたのかな…

エンディングで流れるヴァンゲリス風味の音楽がかっこいい。

 

プレイ前半はカラスから人間に戻るために必要なあのキラキラを「人間性」の象徴？？とか思ってたけど、最後までやってみると「虚飾」(ありきたりっぽい言い方だけど…)とかそういうものなのかもと思った。

キラキラで、とても大切に集められて、それからできた仮面をつけると大人(？)になって声に力が宿る様になる。でもその力にとりつかれると、取り込まれてしまう。

閉め出された主人公はカラス人間たちにいじわるされていたのではなく「こっちくんな！自由になれ！」と言われてたのかも。

 

あとこれは本編と関係ないことなんだけど、カラスから人間になった時の姿について公式の英文ではchildとしか言ってないのに、

http://www.friendandfoegames.com

(↑開発会社の公式ページでのゲーム)

日本語の説明や記事では「少年」と言い切られてるのが気になった。

https://www.jp.playstation.com/games/vane-ps4/

(↑日本のPS4ソフト紹介ページ)

だから自分の感想ではわざと特に前半の感想で「少女」と言い切ってみた。実際プレイした時の動作・雰囲気・声からどっちかという少女に自分には感じられたので。(別に、絶対少女！という雰囲気でもない)

 

ゲームとしては、操作性とカメラの動きが悪くて理不尽な落下死があったり、なにかありそうなのでテクテク長距離歩いていってみても別にそこには何もない…とかしんどいところが多々あったけど、世界観とそれをあらわす音楽・効果音や動き・アニメなどは最初から終わりまでかなりよかった。

何一つストーリーや解説がなく進んでいく、そういうジャンルのゲームだから好き嫌いはあると思うけど、気になる雰囲気だなと思う人は軽い気持ちでこの世界を体験してみてほしい。

 

最後に、全体的な雰囲気の近さや世界全体が波打つ様な独特の表現から思い出したゲーム。

バウンド～王国の欠片～

https://youtu.be/_dpe0juoG28

https://www.4gamer.net/games/346/G034633/20170303131/

Vaneが好きだった人は高い確率でこれも好きだと思うので、やったことない人は是非。